
混声合唱
SWIDER, Jozef
Te Deum
パナムジカコード: | GS9911G |
5,510円(税込) | |
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- 出版社 :Carus
- 声部編成:S.Bar.soli & SATB
- 伴奏 :オルガン伴奏
- 言語1 :ラテン語
- 演奏時間:19'35"
- ページ数:48

ヨゼフ・スヴィデルは、1930年生まれのポーランドの作曲家です。カトヴィツェの音楽学校を経て、奨学生として留学したイタリアでは、ゴッフレド・ペトラッシらとともに作曲を学んだそうです。自国に帰った後は、作曲活動に加えて、音楽教師として40年以上にわたって後進の育成にあたり、現在ではポーランド音楽界に於いて重鎮的な役割を担っています。
器楽作品からオペラまで幅広いジャンルで曲を残していますが、1980年代以降は合唱曲の作曲をその創作活動の中心に据え、無伴奏合唱作品に至っては250曲以上も作曲しているという多作家です。しかしながらポーランドが長い間東側にあったこともあり、その存在は必ずしも日本など西側諸国ではよく知られていたとは言えませんでした。その中にあって、前法王ヨハネ・パウロ2世が1979年に母国ポーランドを訪れた際に奉唱された「Cantus gloriosus」は有名で、ポーランドのみならずヨーロッパ各国で演奏されてきました。
彼の作品を一言で言うならば「叙情的」。ストレートに人間の感情に強く訴えかけてくる彼の音楽は、日本でも多くのファンを得ることでしょう。