混声合唱のための「オデオン」(受注生産)
日本語の持つ音韻の様々な相に着目し音楽化を試みる北爪氏の合唱
作品。「五十音を書いてみる。ひとつずつ別々に声を出して読んで
みる。すると、それぞれの韻が無限の表現力を――こちらが頼む前
からすでに――持っていることが解る。これはエライことだ。それ
ぞれの韻が主張するその眼差しになんとか答えなければならないの
が音楽でしょう。韻の組み合わせ、つまり〈ことば〉になると、そ
れが私たちの思考や意味伝達のための記号であるばかりに、その合
理性に目(耳)を奪われ前述の〈眼差し〉を忘れ素通りする危険が
生じてくる。〈ことば〉には、既にいろいろな〈響きのおもしろさ
〉が、実は用意されていた・・・それを捜し出すのが、音楽の役目
でしょう。そのような視点から「オデオン」(歌をうたう場所の意
)を書きました。」(作曲者解説より)ことばあそびでさまざまな
日本語の諸相を探る全5章。一気にattaccaで音楽化、終曲「色は
匂へど・・・」で大団円を形成して曲を閉じる。高校・大学生等、
若い世代に特に感動を持って演奏されそうな作品。
パナムジカコード | GZKTMCC |
単価 | 2,134円※値引き対象外 |
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- 作曲者:北爪 道夫(きたづめ みちお)
- 編曲者:
- 出版社:音楽之友社
- 作詞者:北爪 道夫
- 訳詞者:
- 編成:混声
- 声部数:4
- 声部編成:SATB
- 伴奏:ピアノ伴奏
- 言語1:日本語
- 言語2:ローマ字
- 演奏時間:
- ページ数:52
- アーティスト: