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「聴くこと」の革命

訳：近藤謙、井上登喜子

交響曲はなぜ偉大で崇高なのか？
音楽を聴くことはいつから真理の探究と等しい行為になったのか？

──1800年をまたぐ数十年間に、人々はそれまでとは違うやり方で
音楽を聴き始める。器楽曲は思想を伝え、真理を告げ、理想の国家
を表象する媒体となった。美学上の革命と社会革命とが合流を遂げ
たこの時代、聴衆の〈耳〉は交響曲に何を聴くようになったのか─
─。ベートーヴェン時代の人々の感性に大胆にアプローチした画期
的な音楽論。現在もっとも注目を集める音楽学者ボンズの主著Musi
c as Thought（2006）を、日本を代表する作曲家と気鋭の音楽学者
が翻訳。

パナムジカコード

SYAT10

単価

3,080円※値引き対象外

数量：

作曲者：Mark Evan Bonds(マーク・エヴァン・ボンズ)
編曲者：
出版社：アルテスパブリッシング
作詞者：
訳詞者：
編成：書籍
声部数：
声部編成：
伴奏：
言語1：日本語
言語2：
演奏時間：
ページ数：336
アーティスト：

曲目リスト

	曲目	作曲者名
1	[プロローグ]思いがけない曲種──交響曲の興隆
2	[第一章]想像力をもって聴くこと──美的関心の革命的変化
3	カントからホフマンへ
4	観念論、そして、知覚についての知覚の変化
5	観念論と聴取の新たな美学
6	[第二章]思考としての聴取──修辞学から哲学へ
7	修辞学的枠組みにおける聴取
8	哲学的枠組みにおける聴取
9	哲学としての芸術
10	[第三章]真理を聴く──ベートーヴェンの第五交響曲
11	無限なる崇高
12	認識としての歴史
13	意識と無意識の統合
14	有機的まとまり
15	崇高なるものを超えて
16	[第四章]美的国家を聴く──コスモポリタニズム
17	交響曲、共同体の声
18	個人と社会の統合：差し迫った要求
19	有機的組織体としての国家
20	シラーの美的国家の思想
21	ゲーテの教育州
22	[第五章]ドイツ国家を聴く──ナショナリズム
23	ドイツ・ナショナリズム
24	「ドイツ的な」曲種としての交響曲
25	音楽祭：演奏のポリティックス
26	民主制としての交響曲
27	[エピローグ]形式を聴く──絶対音楽という避難所

曲目の詳細

[プロローグ]思いがけない曲種──交響曲の興隆

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[第一章]想像力をもって聴くこと──美的関心の革命的変化

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カントからホフマンへ

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観念論、そして、知覚についての知覚の変化

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観念論と聴取の新たな美学

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[第二章]思考としての聴取──修辞学から哲学へ

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修辞学的枠組みにおける聴取

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哲学的枠組みにおける聴取

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哲学としての芸術

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[第三章]真理を聴く──ベートーヴェンの第五交響曲

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無限なる崇高

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認識としての歴史

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意識と無意識の統合

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有機的まとまり

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崇高なるものを超えて

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[第四章]美的国家を聴く──コスモポリタニズム

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交響曲、共同体の声

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個人と社会の統合：差し迫った要求

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有機的組織体としての国家

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シラーの美的国家の思想

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ゲーテの教育州

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[第五章]ドイツ国家を聴く──ナショナリズム

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ドイツ・ナショナリズム

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「ドイツ的な」曲種としての交響曲

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音楽祭：演奏のポリティックス

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民主制としての交響曲

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[エピローグ]形式を聴く──絶対音楽という避難所

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