混声合唱とピアノのための「ぼくの村は戦場だった〜あるジャーナリストの記録〜」
イラク戦争など世界の紛争地を中心に取材を重ね、戦場の光景を世
界に発信し続けたジャーナリスト・山本美香の書いた著作から、戦
場の子どもたちを題材とした文章などを信長貴富が構成、作曲した
作品。元はテノール独唱曲として2014年に作曲され、後に混声合唱
作品へ編曲されました。
作曲家は、これらの言葉を自らの主観で編集することのリスクを自
覚しながらも、"個の目を通した世界を描く"というコンセプトのも
とテキストの構成および作曲に取り組みました。この度の合唱版で
は、それら個の集合体により歌われることで、世界中のジャーナリ
スト、あるいは無数の市民の眼から見た同時多発的な「今」を描く
ことを念頭に編曲がなされています。散文が多く用いられており、
歌だけでなく時に語りを挿入しながら進行します。
テーマ、演奏技術の両面で決して容易とはいえない作品ですが、同
時代性を意識した作品を多く生み出している作曲者にとっては、重
要な作品のひとつといえるのではないでしょうか。
パナムジカコード | GZNBTMX |
単価 | 2,310円 |
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- 作曲者:信長 貴富(のぶなが たかとみ)
- 編曲者:
- 出版社:カワイ出版
- 作詞者:信長 貴富
- 訳詞者:
- 編成:混声
- 声部数:4
- 声部編成:SATB div.
- 伴奏:ピアノ伴奏
- 言語1:日本語
- 言語2:
- 演奏時間:26'00"
- ページ数:76
- アーティスト: