
混声合唱
松下 耕
De profundis clamavi
パナムジカコード: | GZMTKHV |
990円(税込) | |
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- 出版社 :Carus
- 声部編成:Soli + SATB div.
- 伴奏 :アカペラ
- 言語1 :ラテン語
- 演奏時間:5'00"
- ページ数:8

[パート別最大声部数:S2/A2/T2/B2 + 2 soli]
古今東西あまたの作曲家が曲を付けてきた詩篇130番「深き淵より」からテキストを取った無伴奏混声合唱曲です。悲痛な響きを秘めたピアニシモでの"深き淵より…"の歌いだしは、やがて透き通ったハンドベル(オプション)の音とともに、主の赦し、贖い"redemptio"への確信をもったヘ長調のクライマックスへ、そしてコーダ部で冒頭の悲痛さへ回帰しながらも、救いのある終わりを迎えます。ドラマティックなテキストにドラマティックな展開、転調も多いため難易度は決して低くはありませんが、ぜひチャレンジ精神旺盛な合唱団に採りあげていただきたい作品です。
ドイツを代表する合唱団のひとつ、ザールブリュッケン室内合唱団(指揮 ゲオルク・グリュン)によって委嘱され、2016年3月に作曲者自身も講師としても招かれた、「バッハ週間」(主催:国際バッハアカデミー・シュトゥットガルト)のコンサートで、同合唱団により世界初演されました。また今年7月にスペイン・バルセロナで開催される「第11回世界合唱シンポジウム」でも同合唱団によって再演される予定です。