男声合唱とピアノのための「建速須佐之男命綺譚」 (たけはや すさのおのみこと きたん)
「古事記」のさまざまな物語の中でも、もっとも有名な話で、作曲
者の故郷である島根を舞台にした『ヤマタノヲロチ退治』をとりあ
げた作品です。「古事記」編纂1300年となる2012年に作曲者が指導
する東京理科大学グリークラブに献呈されたものに、同グリークラ
ブがコンクールでこの作品を演奏することとなったことを機に、当
初の3曲にその前段である須佐之男命が高天原から降り足名稚たち
に会うまでの場面を書き加え、全4曲の組曲となりました。ほぼ原
文のままの歌詞が用いられており、古代の言葉の「音」に寄り添っ
た音楽が奏でられるため、合唱とピアノという西洋由来の要素で演
奏されるにも関わらず、まるで雅楽のような純日本的な情景が拡が
ります。コンクールの自由曲、あるいは演奏会の演目として非常に
インパクトのある、骨太な男声合唱作品といえるでしょう。
パナムジカコード | MZHKYSA |
単価 | 1,650円※値引き対象外 |
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- 作曲者:引野 裕亮(ひきの ゆうすけ)
- 編曲者:
- 出版社:Miela Harmonija
- 作詞者:古事記より
- 訳詞者:
- 編成:男声
- 声部数:4
- 声部編成:TTBB div.
- 伴奏:ピアノ伴奏
- 言語1:日本語
- 言語2:ローマ字
- 演奏時間:18'50"
- ページ数:36
- アーティスト: