Assumpta est Maria
ミサの奉献唱をテキストにした、ルネッサンスのモテットの形を保
ちながらも活き活きとした動きのある女声合唱曲です。 幕開けの
モチーフは歌いだしのドの音から4歩目、5歩目で力強く踏み切って
跳躍し、'caelum'(「天」)の和音で解決します。それに対応する
ようにその同じ和音が終結部で歌う'Maria'に現れるのですが、「
マリア」と「天」で同じ和音を用いることで、聖母被昇天の神秘を
美しい音楽で見事に描写しました。
天使の歓びとアレルヤのコーラスはこのモテットのなかでも特にす
ばらしい部分で、遊び心にあふれたフレーズの繰り返しと小粋なタ
イミングを作りだす8分休符が吹き込まれたことで言葉の強調は避
けられ、むしろ舞曲的なシンコペーションがつくられています。ダ
イナミックなクライマックスは'cum Christo regnat in aeternum'
(「キリストとともにとこしえに王となられた」)の言葉とともに
、'aeternum'(「永遠」)と歌う輝きの変ホ長調へ駆け上り、その
讃歌的なフォルテは5小節にもわたって鳴りつづけます。
パナムジカコード | FZMTKHK |
単価 | 1,050円 |
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- 作曲者:松下 耕(まつした こう)
- 編曲者:
- 出版社:Carus
- 作詞者:
- 訳詞者:
- 編成:女声
- 声部数:4
- 声部編成:SSAA
- 伴奏:アカペラ
- 言語1:ラテン語
- 言語2:
- 演奏時間:3'00"
- ページ数:7
- アーティスト: