Four motets in memory of Maurice Durufle
20世紀を代表する無伴奏合唱曲のひとつモーリス・デュリュフレ
による「グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット」に思いをは
せて書かれたオマージュ的作品です。テキストはすべてデュリュフ
レのそれと同じものが使われていますが、デュリュフレには女声合
唱曲が1曲含まれていたのに対して、ミシュキニスの作品ではすべ
て混声合唱で書かれています。
冒頭の瞑想のつぶやきと終結のポリフォニックな旋律の絡み合いと
の対比で聴き手を魅せる1曲目。流れるようなソプラノとそれに呼
応する3声、そして全員で"Maria"と大きな歓声をあげる2曲目。鐘
の音を思わせる4声の荘厳な始まりと終わり、3/8の軽やかな中間部
、と劇的で楽しい3曲目。やわらかな響きのなかでドラマをつくり
つつも、1曲目を想起させるグレゴリオ聖歌風の旋律で幕を下ろす
終曲。
デュリュフレのフランス的雰囲気を残しながらも、ミシュキニスら
しい印象的な展開をみせるモテットといえるでしょう。
パナムジカコード | GM6760 |
単価 | 1,960円 |
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- 作曲者:MISKINIS, Vytautas(ミシュキニス)
- 編曲者:
- 出版社:Coeur Joie
- 作詞者:
- 訳詞者:
- 編成:混声
- 声部数:4
- 声部編成:SATB
- 伴奏:アカペラ
- 言語1:ラテン語
- 言語2:
- 演奏時間:
- ページ数:16
- アーティスト: