新刊案内

新たな合唱レパートリーの創作による合唱音楽の振興を目的とし、2015年より開催されている日本国際合唱作曲コンクール(ICCC)。
これまでに入賞作9作品が出版されたほか、第4回の入賞作品「Dies irae」（作曲：首藤　健太郎）が、第2回東京国際合唱コンクールの課題曲として演奏されるなど、本コンクールを通じて数々の優れた合唱作品が誕生し、国際的な広がりを見せています。
第5回目となるICCC 2019の表彰式が、8月25日（日）、軽井沢大賀ホール（第15回軽井沢国際合唱フェスティバル内）にて開催され、世界31か国・全108曲の応募作の中から、1〜3位までの入賞作品が発表されました。
今回審査員団の推薦を受け、入賞作品3作すべてがパナムジカ出版より出版されましたのでここにご紹介します。
なお、表彰式では、2位受賞作「O sacrum convivium」が、来年の東京国際合唱コンクール現代音楽部門の課題曲として選出されたことが発表されています。今後世界に広まっていくこれらの作品、ぜひあなたの合唱団でも取り上げてください。

『第1位入賞作品』「Salve regina」 Marian antiphon for SATB
第1回日本国際合唱作曲コンクール第2位入賞者であるイタリア出身の作曲家マッテオ・マジストラーリによる無伴奏混声合唱曲。本コンクール初の2度目の入賞者です。修道院で日々の祈りとして唱えられるマリア讃歌のうちの1つである「Salve regina」をテキストに、通奏低音のように動くBassパートとAndanteで静かに奏でられる美しいホモフォニーのメロディが、細かな変拍子や転調で温かさを彩りながら、穏やかで慈愛に満ちたマリアを讃えます。
以下にて初演動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/BAltBj4GAKk?t=2625

【作曲者プロフィール】
マッテオ・マジストラーリ (Matteo Magistrali)
1980年北イタリア、ヴァレーゼ出身。
2014年コモのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院作曲科にて主席で学位を修得。合唱のみならず多様な編成の楽曲を手がけ、ルイジ・ノーノ国際作曲賞受賞、ダヴィデ・マリア・トゥロルド国際コンクール第2位(1位該当なし)獲得等の成績を残す。また、トヌ・カリユステ、フリーダー・ベルニウス等による指揮者・歌手のためのマスター・クラスへの参加等、作曲にとどまらず幅広い分野で意欲的に活動。合唱団員およびソリストとして、ディエゴ・ファソリス、ロベルト・バルコーニと共演も果たしている。2014年9月より、ミラノのダラコペン合唱団、ヴァレーゼのピエーヴェ・デル・ゼプリオ合唱団を指揮。

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第5回日本国際合唱作曲コンクール2位受賞作。イタリア出身の若手作曲家ガブリエーレ・タスケッティによる無伴奏混声合唱曲。キリストの聖体讃歌「O sacrum convivium」をテキストに、Largoで静穏に進む音楽の中、時折入るSopranoのカデンツァのような32分音符がアクセントとなっています。ポリフォニーで絡み合っていたそれぞれの旋律が、ラストの「alleluia」でA音を伸ばすSopranoのもと静かに終わっていく様は、聖体拝領（キリストの肉と血を表すパンとワインを食し聖体を受けること）によって、恵みで満たされていく心を表すかのような崇高さを感じさせます。
以下にて初演動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/BAltBj4GAKk?t=2293

【作曲者プロフィール】
ガブリエーレ・タスケッティ（Gabriele Taschetti）
1993年イタリア出身。若手作曲家、音楽学者として活躍中。
パドヴァ音楽院で作曲を学んだ後、パドヴァ大学で音楽学の博士号を取得。合唱団員として長年の経験をもつ。普段は主に古代音楽と声楽曲に興味をもち、活動を行っている。

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第5回日本国際合唱作曲コンクール3位入賞作品。現在茨城大学教育学部で教鞭をとりつつ、作曲家としても様々なコンクールなどで作品を発表し続けている山口哲人による無伴奏混声合唱曲。聖母マリアは何もかもが美しいと讃える「Tota pulchra es, Maria」をテキストとしています。Larghettoからはじまる穏やかな音楽とはうらはらに、3拍子、4拍子、2拍子、7拍子と変拍子で音楽は進み、最後のMisteriosoへと続きます。清らかで美しいだけでなく多用される増和音・減和音から著者の思うマリア像が表現されており、他の作曲家のマリア讃歌とは一味違う不思議な魅力を感じることができるでしょう。
以下にて初演動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/BAltBj4GAKk?t=1952

【作曲者プロフィール】
山口　哲人（Akihito YAMAGUCHI）
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院修了。
音楽理論、作曲を野田暉行、川井學、廣瀬量平の各氏に師事。
作曲集団「New Sound Scape ‘96」同人。「21世紀音楽の会」会員。
岩手大学特命准教授を経て現在、茨城大学教育学部准教授。
朝日作曲賞や奏楽堂日本歌曲コンクールなど、多くのコンクールでの受賞実績をもつ。

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新川和江『生きる理由』、谷川俊太郎『私が歌う理由』の詩をテキストとして用いた2曲からなる作品。
この度カワイ出版から装いを新たに発売されました。
委嘱団体からの要望を受けて「人数の少ない中高の合唱部でも取り組めるような」「歌い継がれるような調性音楽」を目指して作曲。“日本語の語感”が美しく生かされた作品であるとともに、詩に内包されたエネルギーが表現されるようなドラマティックな音楽構成が多くの人を魅了し、出版されて以来多くの合唱団でコンサートの曲目やコンクールの自由曲として歌われています。リニューアル出版を契機として、今後もより多くの団体で作品が取り扱われることでしょう。

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音楽会におすすめの作品を集めた「小学生のための音楽会用合唱曲集」シリーズに新刊が登場です！
全員で楽しく歌える易しい作品から、音楽の内容を考えながら深めていく本格的な作品まで、色とりどりの作品計9曲が収録されています。
付属CDには範唱だけでなくカラピアノの音源も収録しており、音楽会、学芸会、演奏会へ向けての練習にも最適です。

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NHK全国学校音楽コンクールや全日本合唱コンクールなどの舞台などでも、自由曲として多くの団体に取り上げられている大人気“教育芸術社オリジナル合唱ピース”。
今回は里乃塚玲央、御徒町凧によって書かれた詩をテキストとした2曲が1冊の楽譜になって登場です。巻末の作曲者からのメッセージも参考にしながら、練習時から美しいハーモニーづくりをお楽しみください。

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現存する世界最古の楽譜出版社と言われ、今年創業300周年を迎えるドイツのブライトコプフ・ウント・ヘルテル社。
その長い歴史の中で出版してきた膨大な数に及ぶ合唱作品を、小品を中心に厳選し、ジャンルやテーマで分類して全10巻にまとめようというものが、「合唱ライブラリー・シリーズ」です。
その第4巻にあたる「混声合唱・世俗曲編 2」は、無伴奏の世俗曲を集めた曲集です。「夕べの歌」「伝承・民謡」など4つのテーマから選ばれた楽曲が66曲収録されています。
※収録曲の詳細は商品ページをご覧ください。

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ブライトコプフ社「合唱ライブラリー」シリーズの第5巻。伴奏付きの世俗混声合唱作品を70曲収録。合唱団・指揮者のレパートリー拡充に、文字通り「ライブラリー」として役立つことでしょう。
※収録曲の詳細は商品ページをご覧ください。

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夏の到来を喜ぶスウェーデンの讃歌の中でも特に有名な1曲。草木の濃い緑や色とりどりの花々、そして歌う鳥たち。美しいメロディとハーモニーに、北欧の人々が待ち焦がれる夏の情景と、過ぎ去ってしまう季節や時間の儚さが浮かびます。先般スウェーデンより初来日した、ソフィア・ヴォーカルアンサンブルの京都公演ではアンコールの1曲として演奏されました。

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同じく夏の到来を讃えるスウェーデンの伝承歌ですが、冒頭には倍音唱法や風の音、鳥の鳴き声などを模したサウンドスケープ的なパートが配され、聴衆を北欧の森へ誘います。編曲はソフィア・ヴォーカルアンサンブルの指揮者として知られる、ベンクト・オーレン。幻想的な音世界を創り出す前半部も印象的ですが、その後合唱で歌われるメロディの美しさも心に染みます。会場全体を使い、演奏会の幕開けとして演奏してもよいでしょう。

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2019年6月に東京オペラシティコンサートホールにて行われた、合唱指揮者・清水敬一の還暦を祝うコンサートの模様を収録したライヴ録音。
これまで彼自身の音楽人生に大きな影響を与えた作品の中から自薦した曲目が、晋友会の5つの合唱団によって力強く歌い上げられています。清水敬一のこだわりの見える、通好みで魅力的な作品・演奏たちを是非お楽しみください。

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2019年3月に行われた「田中達也合唱作品個展−光のかたち−」にて初演された作品。「おかあさんコーラスをはじめ幅広い世代に受け入れられ、気軽に取り組める作品を」というコンセプトのもと作曲されており、平易かつ1〜3分程度の短い小品6曲から構成されます。シンプルながら歌心あふれる作品で、今後様々な女声合唱団で愛唱されることでしょう。

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岸田衿子の詩集「いそがなくてもいいんだよ」からの5編の詩をテキストとした組曲。好評既刊の女声版に続く混声版が発売されました。
詩人が描いた詩の世界に、スナフキンがスペインのアンダルシア地方を旅したり、アンブラハム宮殿にバッハを登場させたり、ピーター・ラビットをつれてのお散歩…など、作曲者が自由にイメージを重ねて作曲してた楽しい作品となっています。タイトルの通り「絵本」を読むようにイメージをふくらませて楽しく歌いあげてください。
名島啓太によって委嘱され、混声合唱団鈴優会によって2018年12月に初演されました。

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福島の詩人・和合亮一による書下ろしの詩に、同じく福島出身の若手作曲家・面川倫一が曲を付けた組曲。
若い世代と故郷へ向けられた温かく揺るぎない眼差しを感じられる詩と親しみやすさと壮大さを併せ持った音楽が魅力の作品です。今後多くの若い世代の合唱団で愛唱されていくでしょう。
福島県立医科大学混声合唱団「燦」(指揮 大山健太)によって委嘱され、2019年8月18日に初演されました。

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シュルレアリスム(超現実主義)の作家をテーマとして書かれた瀧口修造『7つの詩』。その中の「ホアン・ミロ」「パブロ・ピカソ」「サルバドール・ダリ」に関する詩をテキストとした同声合唱作品。
抽象的であり、幻想的でもあり、詩も絵画も不可思議な描写で描かれるシュルレアリスムの世界・時代に想いを馳せ、そこで活躍した巨匠たちをイメージしながら鈴木輝昭によって作曲されました。
出雲市立第一中学校(指揮 浜崎香子)によって委嘱され、2019年3月に全曲初演されました。

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大好評のヤマハ「5セレクション・シリーズ」に新作が登場。
今回は、自身の経験や体験を下敷きにした曲を自らが歌い上げる「シンガーソングライター」5名の作品をピックアップ。飾らないサウンド・説得力のある歌詞など、彼女らの作品に込められた魅力を女声合唱でお楽しみください。

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月にまつわる唱歌や童謡、民謡から4曲セレクトした、混声4部合唱の曲集がエレヴァートから登場しました。古くから多くの人を魅了してきた神秘的で美しい月。各曲ともおしゃれなアレンジとなっておりますので、新しいレパートリーとしてお楽しみください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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ジャニーズのアイドルグループ、Kis-My-Ft2が2019年4月にリリースしたアルバム「FREE HUGS!」の中の1曲を混声合唱にアレンジ。
ロックバンド、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が作詞作曲を手掛け、つい口ずさんでしまうメロディとなっています。
※こちらの楽譜はCDはついておりません。

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菅田将暉が歌うドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌が混声3部合唱として出版されました。今話題の米津玄師が
プロデュースしたこの曲は、助け合うことや、困難を乗り越え見つけた人生の希望など、深い人間模様が描かれています。多くの人の心を打つ一曲を合唱曲でお楽しみください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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マーラーの交響曲第5番、第4楽章の"アダージェット"を混声合唱にトランスクリプションした作品です。壮大な原曲を人間の声だけで表現するとあって、求められる声楽的な難度は高いですが、16声のア・カペラ合唱だからこそ為しうる、より純粋な"アダージェット"の世界が現れることでしょう。
2019年7月に開催されたザールブリュッケン室内合唱団の来日公演で演奏され、大きな反響を呼びました。

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スペイン・バスク地方の作曲家で世界各地の合唱団でその作品が歌われるホス・エルベルディン。中でも人気の高い楽曲"Cantate Domino"の女声合唱版が出版されました。
朝の祝福の光のように明るくも静かな英語での「Sing to the Lord」は一転、祭りの民族舞踏のように華やかで楽しいバスク語での「Kanta」に。途中でまた静かな祈りの世界がしっとりラテン語の「Cantate Domino」で描かれた後、
舞踏の旋律の主題の再来とともに華やかなエンディングへ至ります。演奏会にもコンクールにもおすすめの本作品、ぜひ女声合唱団でもお楽しみください。

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言わずと知れたディズニー映画「アラジン」のテーマソングをア・カペラで。
女声4声+男声4声の8声部で、原曲のように男女が歌い合います。
バーバーショップコーラスのための編曲のため、8名で演奏可能ですが、合唱団で取り組んでもよいでしょう。比較的シンプルなア・カペラアレンジは、様々なステージで映えることでしょう。

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日本歌曲の名作として知られる信時潔作曲「沙羅」。
その素朴で純粋な、そして心に染み入る旋律が多くの人を魅了し、後の作曲家や指揮者によって合唱への編曲がなされています。
今回、中西覚による、新たな混声合唱編曲が誕生しました。混声合唱で歌える貴重な編曲として、今後も多くの団体でコンサートの候補として取り上げていただけるでしょう。
混声合唱コールセラフィムによって委嘱され、2014年6月に編曲者自身の指揮で初演されました。

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クリスマスの定番曲を集めた、気軽に楽しめるちょっとおしゃれな女声コーラス曲集、好評既刊に「赤鼻のトナカイ」が追加された「第5版」となります。
「ジングルベル」や「きよしこの夜（アカペラ）」など1曲で楽しめる曲はもちろん、讃美歌を中心に集めた「クリスマスキャロル・メドレー」と、ホワイトクリスマスやママがサンタにキスしたなど人気の曲を集めた「クリスマスソング・メドレー」を収載。上田真樹によるおしゃれなアレンジが、パーティーやコンサートを素敵にグレードアップしてくれることでしょう。

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人気の「The Best コーラスアルバム」シリーズ最新刊です。
若者に大人気の「マリーゴールド」や「Lemon」、「世界はあなたに笑いかけている」「打上花火」などの有名曲、超定番曲26曲を集めて女声三部合唱にアレンジ。様々な場面でお楽しみください！

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アイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)。アイルランド民謡とスコットランド民謡と現代の合唱作品を集めた1枚。異国情緒と懐かしさが同居した民謡を美しいハーモニーでお楽
しみください。合唱ファンにはもちろん、アイルランド、スコットランドの伝統音楽ファンにもおススメします。

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1973年の結成から現在まで世界最高峰の声楽アンサンブルグループとしての地位を確立しているタリス・スコラーズの最新アルバム。
彼らを代表する名録音であるビクトリアを始めとした、カルドーゾやドゥアルテ・ロボによる"3つのレクイエム"を含む、イベリア半島出身の作曲家たちの作品で構成された2枚組です。
指揮者ピーター・フィリップスによる解説付き。

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谷川俊太郎、新川和江、清水哲男、安水稔和といったそれぞれ異なる詩人の作品をテキストとした4曲からなる混声合唱曲集です。
委嘱団体の創立60年＝還暦にちなんだ詩を作曲者が選び、生命の円環を表す比喩として、“da capo”という題名がつけられました。音楽と人生の繋がりを意識して作曲されており、歌うことと生きることの喜びを噛みしめながら取り組める充実した作品となっています。
一般合唱団はもちろん、中学校・高校・大学の合唱団など、合唱を通して音楽を楽しむ幅広い世代の方々が取り組みやすい内容と難易度です。
浦和混声合唱団(指揮 岸信介)によって委嘱され、2017年5月に行われた創立60周年記念演奏会において初演されました。

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中学校や高等学校の合唱団から、合唱コンクールの自由曲として委嘱され、初演されてきた曲を集めた女声合唱曲集。
生きることに向き合い続け、研ぎ澄まされた感受性による言葉で書かれた征矢泰子の鋭い詩に横山潤子が真正面から取り組み、表現した4つの楽曲で構成されています。
生きていく苦しみと喜び、私たちそれぞれが生きている人生について、様々な視点から深く考えさせられる内容になっており、若い世代の合唱団だけでなく、大人・一般の合唱団で取り上げても深い味わいを感じられます。
それぞれの作品が大きな個性を持っているため、抜粋の演奏でも十分に演奏効果が期待できるでしょう。

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好評既刊の混声版、女声版に続く、待望の男声版！
北軽井沢の自然の中で岸田衿子の手によって紡ぎだされた美しく端正な詩句と、津田元による繊細なハーモニーで描かれた作品です。
ディビジョンも無く、難易度も高くはない、それでいてハーモニー・転調は美しい歌い甲斐のある一曲となっており、若い世代から大人までどの世代も取り組んでいただけます。
北海道大学合唱団(指揮 加藤伸城)によって委嘱され、2015年8月に初演されました。

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詩人で児童文学作家の桜井信夫によるひらがなで書かれたやさしい詩に、山下祐加によってかわいい音がつけられた7曲からなる児童合唱組曲。
大切な誰か・何かを思う気持ち、情熱を持って何かに打ち込むときの感情。そこに必ず現れる“すき”という普遍的でかけがえのない想いをテーマとしています。
短めの曲が多く、音域も考慮されているため、児童合唱団はもちろん、大人の合唱団でも若い頃を思い出しながら、楽しく取り組みやすい心和む作品となっています。
浜松少年少女合唱団(指揮 岸信介)によって委嘱され、2018年4月に行われた創立20周年記念演奏会において作曲家自身の伴奏で初演されました。

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アニメソング(通称アニソン)を合唱で楽しむ「アニソン・ファンタジー」シリーズに新刊が登場です。
今回は平成を代表するアニメ主題歌の中から名曲5作品をセレクト。やさしいアレンジとなっており、原作のアニメを知っている方はもちろん、知らない方でも世代を超えて大いに盛り上がることができるでしょう。また、男声合唱とはなっていますが、1オクターヴ上げることで女声合唱でもお楽しみいただけます。
是非観客を魅了し、アニメワールドへ惹き込んでください！

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昭和から平成初期の歌謡曲、ポップスのヒット曲の合唱編曲をピース楽譜で出版するシリーズの最新刊。
今回は1975年にフォーク・グループ「バンバン」が発表した作品を混声合唱にアレンジ。原曲のイメージを損なわないようシンプルで歌いやすいアレンジとなっ
ています。

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NHK全国学校音楽コンクールや全日本合唱コンクールなどの舞台で、自由曲として多くの団体に取り上げられている大人気“教育芸術社オリジナル合唱ピース”。
舞台、映像、作編曲や音楽プロデュースなど様々な分野で活躍する春畑セロリによる同声二部合唱作品と、佐井孝彰と三宅悠太という人気作曲家二人による混声三部合唱作品が同時発売です！
巻末の作曲者からのメッセージも参考に、それぞれの作品をお楽しみください。

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2019年5月に公開された映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌として、ロックバンド、Official髭男dismが新たに曲を書き下ろしました。
映画の世界観をそのままに、恋の終わりを綴った切ないミディアムナンバーを混声3部にアレンジしています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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エレヴァート出版から、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌が混声3部と女声2部の2種類発売されました。
老若男女の心を掴むスピッツらしいポップなメロディーを穏やかで優しいハーモニーに仕上げています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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ワールドワイドに活躍する作曲家、佐藤賢太郎（Ken-P）の日本語による合唱曲を集めたCD。佐藤賢太郎を核として、合唱曲の録音を目的に結成された合唱団「コーラス・セントラル」による初の一般発売音源となります。指揮はもちろん作曲者本人。「前へ」など人気楽曲の音源も収録されており、貴重な一枚です。

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合唱団に価値あるレパートリーを提供する「オックスフォード・コーラル・クラシックス」シリーズに新たな1冊が追加されました。こちらの"Sacred Choruses"は17世紀から20世紀までの宗教作品全30曲を収録した曲集です。モンテヴェルディ、バッハからエリック・サティ、エルガーまで様々な作曲家による、主にオラトリオ・ミサ・レクイエムなどの宗教的作品から抜粋された楽曲で構成されています。原曲は器楽（オーケストラ）付きの楽曲ですが、本楽譜は全てピアノ・リダクションが付けられており、ピアノと合唱で演奏が可能です。
今回、20冊限定となりますが、特別価格の3,570円にて販売いたします。クラシカルな名曲の数々は、合唱団の演奏曲選びに役立つことでしょう。
（完売の際は商品ページの価格を通常価格に変更します）
　※収録曲は商品ページを参照ください。

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ボブ・チルコットの新作ミサ曲（混声・女声）。
チルコットといえば「A Little Jazz Mass」が世界的ヒットとなっていますが、本作では、なんと「サンバ」「ボサ・ノヴァ」など南米音楽が取り入れられています。
この「サンバ・ミサ」は、かつてチルコットがブラジル・リオデジャネイロに滞在した際に体験したサンバの生演奏や、現地の人々との交流などが下地となり誕生しました。それらは、イギリスで生まれ育った彼にとってカルチャーショックともいえる鮮烈な経験だったといいます。
軽快なボサ・ノヴァの"Kyrie"で始まり、エネルギッシュなサンバ・"Gloria"、穏やかな"Sanctus"、ファンキー（！）な"Benedictus"と続き、ゆったりとしたボサ・ノヴァテイストの"Agnus Dei"で幕を閉じます。演奏時間は全曲で13分程度と、全曲を取り上げやすい作品です。喜びと彩りに溢れた本作は、演奏会で光るレパートリーとして今後注目を浴びるのではないでしょうか。
基本的にピアノと合唱で演奏可能ですが、ピアノパートは譜面通りの演奏も、即興や演奏者のオリジナルでの演奏も認められています。さらに、オプション楽器であるギター、ベース、ドラムを加えることで、本作の魅力が一層引き出されることでしょう。（オプション楽器の楽譜は別売り）

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ボブ・チルコット作曲"Samba Mass"のオプション楽器パート楽譜です（guitar, bass, drum kit）。混声版・女声版どちらにもお使いいただけます。
※お取り寄せ商品につき通常納期2週間程度頂戴いたします。

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