新刊案内

今週は、オーストラリアの若手作曲家のダニエル・ブリンスミードの作品をご紹介いたします。
ブリンスミードは1988年生まれ。オーストラリア国立大学音楽学部で学位を取得、2016年には英国王立ウェールズ音楽大学合唱指揮課の修士課程を修了。
現在はフリーランスの作曲家、指揮者としてイギリスを中心に活動しています。

この商品の詳細、ご購入はこちら

オーストラリアの若手作曲家ブリンスミードの美しい無伴奏混声宗教曲。
神の御手により創られた世界とその御業を賛美する有名なテキストを、天から降り注ぐように美しく豊かなハーモニーで歌います。
中間部での、暖かさのある輝きのニ長調から、より純粋な光のロ長調への転調では、ぜひ光の色合いや質感の変化を楽しんでみてください。
全体的にゆったりとのびやかに美しい音楽が紡がれる音楽は、演奏会でもコンクールでも愛されることでしょう。

この商品の詳細、ご購入はこちら

こちらは打って変わってリズミカルなアカペラ混声合唱曲。
シンコペーションの効いたエネルギッシュな旋律にのせて歌われるのは、神聖ローマ帝国の修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンによる熱烈な賛美の言葉。
幻視を見たり、儀式的な目的のために独自の文字を編み出したりした神秘家である彼女のテキストにぴったりの生命力あふれる鮮烈な作品です。
ブリンスミードのゆったりとした作品の美しさと合わせて、それぞれ違った良さを楽しんでみてください。

この商品の詳細、ご購入はこちら

ノーベル文学賞を受賞したイェイツら3人の日本語訳詩から、「夜」と「波」をテーマに選ばれた4編をテキストとした女声合唱曲集です。
なんと、この世を去ったおばあちゃん、おじいちゃんがこの作品の主人公となっていますが、暗く重苦しい合唱曲ではなく、カラッとしたユーモアあふれる英国詩と洗練されたユーモアあふれる音楽になっています。
4曲目の「ドゥーニィのヴァイオリン弾き」では、手拍子やソロ・ヴァイオリンがが加わり、フィナーレを盛り上げます。
ザ・シーブリーズ(指揮 宮岡幸子)によって委嘱され、2017年5月に初演されました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

東京都国立市の市制施行50周年事業として委嘱・発表された合唱作品。
C・ロセッティ、八木重吉、原民喜の詩に、毎年国立市が平和事業の一環として市民から募集している「原爆の日を忘れないための一行コトバ」の入選作が朗読や歌詞として加えられ、作曲家自身が『平和の風景』『八月』『鎮魂』『希望』の4章に構成した「祈り」の音楽です。
詩や朗読を省略して、合唱曲として曲だけを歌うこともできるようにもなっています。
初演は、この演奏のために公募された国立市制施行50周年記念合唱団(指揮 荒木泰俊)によって2017年11月に行われました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

作曲者が若いころに書いた渾身の作品が、初演から30年以上の時を経て出版となりました。
この「炎える母」は、空襲の劫火の中に母を失った宗左近の強烈な詩をテキストとした男声合唱曲で、同じコンビによるその後の「縄文」シリーズへと繋がったマイルストーン的な作品と言えるでしょう。
分厚く激しい合唱と、切れ味の鋭いピアノが絡み合った作品で、演奏には技術、体力とも必要でしょう。
しかし、この曲が書かれた当時に比べて決して世界は良い方向に向かっているとは言えない今、多くの若者に演奏していただきたい作品です。
早稲田大学グリークラブによって委嘱され、1980年12月に作曲者自身の指揮によって初演されました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

永遠のアイドル松田聖子のヒットナンバーを石若雅弥が女声合唱に編曲したものです。
テンポ感や雰囲気が偏らないような作品を選び、さらに原曲のイメージを損なわないように編曲されています。
数十年経った今でも色褪せないこれらの曲は、演奏者も聴衆も明るく元気にしてくれることでしょう。
La Couronneによって委嘱され、作曲者自身の指揮で2017年8月に全曲初演されました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

20行の“おやすみなさい”とそれに続く言葉から成る長田弘の詩をテキストとした作品。
組曲『遠きものへ＿』の終曲で、これまでの緊張や重みから解き放たれ昇華されていく、一種のレクイエムとして作曲されています。
コンクール向けの4曲目までとは違い、穏やかな曲調と優しく何度も語られる“おやすみなさい”のフレーズから安らぎや癒しを感じられ作品です。
単独でアンコールピースとしての演奏にも適しているでしょう。
2017年3月に行われた幕張総合高等学校合唱団(指揮 山宮篤子)の第21回定期演奏会にて初演されました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

1970年代から80年代を代表するポップバンド「チューリップ」の代表作2曲をオシャレな混声合唱のメドレーに仕立てた作品。
「サボテンの花」は原曲とは違いテンポをぐっと落としてしっとりとした味付けに、純粋な愛を歌った「青春の影」は後半で転調してから劇的な盛り上がりをみせる対照的なアレンジとなっています。
2017年12月に開催された「AizawaNote vol.2」のアンコールとして委嘱され、あい混声合唱団、女声合唱団 ゆめの缶詰、AZ singersの合同演奏によって初演されました。(指揮 相澤直人)。

この商品の詳細、ご購入はこちら

今話題のアーティスト米津玄師が、TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろした曲です。
「傷ついた人たちを優しく包み込むような曲」を意識して作られたこの曲に、3声とピアノの繊細なハーモニーが、心に響くアレンジとなっています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

この商品の詳細、ご購入はこちら

当間修一＆大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団による「千原英喜作品全集」シリーズ最新巻。
およそ3年半振り、ファン待望のリリースとなった今作には、3つの合唱組曲を収録、期待を裏切らない内容となっています。
宮沢賢治の世界観を手拍子や歓声・叫び声などを使うなど、現代的書法で表現した混声合唱とピアノのための組曲「わたくしという現象は」。
同じく宮沢賢治の世界が作曲家の手によって懐かしく、温かく表現された児童・女声合唱組曲「ちゃんがちゃがうまこ」。
キリスト教聖書の中でも特に印象的な場面をダイナミックに、ドラマティックに、ソウルフルに描いた混声合唱のための「十字架上のキリストの最後の言葉」。

この商品の詳細、ご購入はこちら

朗報です！！
その存在がグローバル・スタンダードでありながら、フルスコアが高価なハードカバーの全集版でしか提供されていなかった、ベーレンライター社のモーツァルト「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「ネルソン・ミサ」に待望の紙装丁版の指揮者用フルスコアが登場しました。
価格は従来の全集版の半額から1/3程度となっており、大変お求め安くなりました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

ベーレンライター社 「合唱カタログセレクション 2018/2019版」が入荷しました。ご希望の方は、(パナムジカコード　PA0008)にてご注文時にお申し付けください。
＊カタログのみのお申し込みの場合は、送料350円が必要となりますのでご留意ください。

この商品の詳細、ご購入はこちら

「うた」を愛するすべての人に〜というキャッチフレーズのもと、「合唱」「オペラ」「声楽」の愛好者をターゲットにした雑誌「ハンナ」の最新号が発売されました。
「合唱」に関連する情報もますます充実！
バックナンバーもあわせてお求めください。

今号は、巻頭の「HANNA SPECIAL TALK」には、「第1回東京国際合唱コンクール」の課題曲を作曲した、新実徳英、千原英喜、松下耕、信長貴富、相澤直人の5人の作曲家が登場、コンクールのことや課題曲のことを語っています。
そして表紙もこちらの5人が飾っています。合唱人必見です！

この商品の詳細、ご購入はこちら

ジョン・キーツをはじめとする、18世紀から19世紀にかけてのイギリスの３人の詩人の詩を、なかにしあかねが自ら訳し、作曲したもの。
札幌放送合唱団の創立75周年を記念して委嘱された作品で、北の大地に生きる人々、ひいてはその地に根差した同団の奏でる音楽と、イギリスの詩人の世界が作曲者の中で重なり合い、この作品が生まれました。
2017年11月に行われた記念演奏会において初演されました。(指揮 辻秀幸)

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

コンクールや発表会のように肩肘張らず、気軽にクラスで楽しめるような楽譜がほしい！
そんな場面に対応できるJ-POPや話題の曲をぎゅっと詰めこんだ混声3部合唱の曲集です。

この商品の詳細、ご購入はこちら

アカデミー賞で2部門を受賞したディズニー／ピクサーのアニメ映画「リメンバー・ミー」の主題歌を合唱版にアレンジした作品です。
今回は日本版エンドソングであるシシド・カフカ feat.東京スカパラダイスオーケストラVer.を元にしたアレンジとなっています。ストーリーの鍵として劇中でも歌われる楽曲で、話題性もあり人気も高い一曲です。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

2017年12月公開の映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主題歌を混声三部合唱に編曲したものです。
一度聴くと頭から離れない印象的なサビとあたたかく優しい歌詞に、合唱版に編曲されたことでより際立った美しいメロディーラインと穏やかな曲調が見事に調和しています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

この商品の詳細、ご購入はこちら

アンドリュー・ステフェンは1990年アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。
新進気鋭の作曲家で、指揮者、伴奏者および教育関係でも活動しています。
ウィスコンシン州オークレア大学で音楽教育(合唱)の学位を取得し、現在はオクラホマ州立大学にて、かのZ.R.ストゥループのもと、合唱指揮の修士課程に所属しています。
オークレア大学在学中には、オークレア・マスターシンガーズのコンポーザー・イン・レジデンスに就任、2014年には「Spells of Herrick」で米国合唱指揮者団体ACDA主催レイモンド・W・ブロック作曲賞を受賞する等、めきめきと頭角を現しつつあります。
1990年生まれのフレッシュな才能にぜひ触れてみてください！

この商品の詳細、ご購入はこちら

アイルランドの祈りの言葉を歌う無伴奏混声合唱曲。
男声が通奏低音のように鳴らす和音のうえで、女声がカノン風に旋律を歌うオープニングは、孤独のなかで人と人とのつながりを求めようともがく姿を思って書いたとのこと。
たとえ今は目の前の道が見えなくとも、最後には歩いてきた道に感謝をできるように・・・。星々が人生の夕べを静かに優しく照らしてくれますように・・・。
静かであたたかな祈りが歌われますので、人生の節目に聞きたい曲かもしれません。
2017年7月にバチカンのシスティーナ礼拝堂にて初演されました。

この商品の詳細、ご購入はこちら

ドヴォルジャークの「家路」のあのメロディーをアンドリュー・ステフェンが無伴奏混声合唱に編曲したものです。
4月から新しい生活が始まってひと月。慣れない環境、一人暮らし、思い出ずる故郷…友だちと遊んだ夕暮れの公園、帰りの時間を知らせるあのメロディー「家路」"Goin' home"がじんわりと心にしみる方も多いのではないでしょうか。
演奏会のアンコールのような「家路」に就く場面での演奏にもおすすめです。

この商品の詳細、ご購入はこちら

軽やかなパーカッションを伴うノリの良い男声合唱曲。
生命力あふれるエネルギッシュなリズムはどことなくアフリカンミュージックやラテン音楽を彷彿とさせます。少しトップテノールの音域は高めかもしれませんが、ここは腕の見せどころ！のびやかな美声を気持ちよく歌ってください。
他の「Alleluia」と同様、歌詞は「Alleluia」のみですので、宗教曲やラテン語になじみのない方でも安心して聞いていただけるでしょう。
巻末にパーカッション譜付。

この商品の詳細、ご購入はこちら

昨年秋の発売以来、全国各地で話題のハーモニー＆リズム練習用キーボード "JUSTY”を生み出したローランド社から、またまた合唱の練習に役立つ新商品が発売となりました。

それが今回ご紹介する、高音質携帯音楽レコーダーの"R-07"です。
小型高性能録音機の先駆者的存在であるローランド社より8年ぶりの新製品となった"R-07"は、合唱団でのレッスンを録音し日々の個人練習に活用している方にとって、便利で魅力的な機能が多く盛り込まれています。
いくつかの特長をご紹介します。

・高品質な録音性能：
CDよりも高音質なフォーマットで録音が可能です。クリアな音質は、ここぞという練習の録音や音源審査用録音の収録などに力を発揮することでしょう。もちろん音質レベルが調整可能なので、長い時間の録音にも対応しています。

・操作が簡単：
多機能ながらシンプルな操作性を実現しています。録音や再生は非常にシンプルかつ直感的に操作可能ですし、「リハーサル」機能や「シーン」機能を用いることで専門知識なしに録音レベルの自動調節が可能です。

・スマートフォンでのリモート操作：
Bluetooth接続により、お持ちのスマートフォン（AndroidおよびiPhone）から録音の開始・停止や録音状態のモニタリング・設定が可能です。Bluethoothスピーカーやイヤホンとの接続も可能です。

・優れた携帯性：
多機能高品質ながら、重量は電池込みで約150g！大きさもスマートフォンよりひと回り小さい、手のひらサイズです。

実際の合唱団の練習では、近くに置いて録音レベルを調整しながら自分の声を録音するのもよいですし、離れたところに置いて全体を録音する際にはスマートフォンでのリモート操作が役に立ちます。
簡易スピーカーを内蔵しているため、その場で再生も可能ですし、Bluethoothスピーカーと接続して、録音を皆で聞くこともできます。
内臓マイクでの録音だけでなく、ライン入力も可能ですから、キーボード"Justy"を接続して練習音源の作成などに活用することもできるでしょう。

今はスマートフォンやデジタルレコーダーで気軽に録音ができる時代ですが、音楽を録るために考えられたこの"R-07"は、音質的にも機能的にもそれらより格段に優れています！
あなたの日々の練習をサポートするパートナーとして、ぜひお求めください。

＊メーカーで品薄となっており、供給が安定するまで時間がかかることが予想されます。
ご注文数が初回入荷数を超えた場合、お届けまでに1-2ヶ月かかる場合もございますことをあらかじめご了承ください。

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

みなづきみのりの詩をテキストとした混声合唱組曲です。
初演団体が大学生の合唱団ということもあり、彼らがこれから未来へ向かっていく上で通っていくであろうプロセスを描いた、若々しく、エネルギーにあふれた作品となりました。
今、青春の真っただ中にいる方のみならず、「夢の続き」に生きる、人生を重ねてきた世代にも共感して演奏していただけることでしょう。
2015年7月に行われた「JOINT CONCERT 2015」において、近畿大学文化会グリークラブ・女声アプリコール、大阪大学合唱団TEMPEST、大阪教育大学混声合唱団、大阪府立大学混声合唱団EWA CHORの4団体による合同ステージにて初演されました。(指揮 伊東恵司)

この商品の詳細、ご購入はこちら

「ごんぎつね」や「手袋を買いに」などの童話で知られる新美南吉の詩をテキストとした女声合唱曲です。
2017年に開催されたグラントワカンタートの「美しき日本語のための日本語歌唱コンクール」の課題曲として作曲された「貝殻」に7曲が新たに書き足される形で完成しました。
今は残念ながら失われつつあるこれらの「美しき日本語」の一つの言葉たりともおろそかにせず、言葉やイントネーションに忠実に作曲されていますので、普段何気なく歌っている日本語の良さを見直し、またその歌い方を考えるのにも適した作品と言えるでしょう。
全曲初演は、松本女声アンサンブルAZと女声合唱団彩の合同により2017年9月に行われました。(指揮 栗山文昭、ピアノ 寺嶋陸也)

この商品の詳細、ご購入はこちら

8才より作曲を始め、その後本格的にピアノや作曲を学び、現在は作詞・作曲家、ピアニストとして幅広い活動を行っている高橋晴美。全曲自作の作品で構成された「愛のコンサート」を日本全国各地で行うなど、意欲的に活動しています。
この楽曲は母親と二人三脚で歩んできた長き音楽人生を振り返り、一言では言い尽くせない母親への感謝の気持ちを込めた作品です。どの世代の胸に刺さる共通な思いを、一言一言噛みしめて歌い上げています。
2008年2月に発売された女声版に続き、待望の混声版が出版となりました。「母の日」に是非どうぞ。

この商品の詳細、ご購入はこちら

2018年3月に公開された「映画ドラえもん のび太の宝島」の主題歌として星野源によって書き下ろされた人気作品、混声版に引き続き、女声版の発売です。
この曲は、一度聞くと頭から離れない特徴的なメロディーで、子どもから大人まで幅広い世代に愛される楽曲となっています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

この商品の詳細、ご購入はこちら

昨年皆様にご紹介して以来、ここ日本でも徐々に人気を獲得しつつあるイタリアの作曲家マノロ・ダ・ロルドの新着楽譜をご案内いたします。

ダ・ロルドは、1976年生まれ、イタリア北東部ベッルーノ出身。
カステルフランコ・ヴェーネトのA.ステッファーニ音楽院でオルガン演奏とオルガン作曲、ローマのS.セシリア音楽院では宗教音楽科を優秀な成績で卒業。
音楽教育に携わりながらもオルガン奏者や合唱・器楽アンサンブルの指導者としても活動。
とりわけ合唱指揮者としては、イーヴォ・アントニーニやハビエル・ブストの作品の初演を執り行う等、際立った実績を残しています。
現在はイタリア北部、山間の小さな町メルを拠点に、メル・ミュージックメル・インスティテュートで教鞭を執るほか、国際合唱フェスティバルの芸術監督、教会オルガニストを務めています。
彼の作品は近年国際合唱コンクールでも取り上げられており、世界でもその存在が世界の合唱界で注目を集めてきています。

この商品の詳細、ご購入はこちら

同じくイタリアのダ・ロルドによる神秘的な無伴奏混声合唱曲。
作曲者いわく、村の教会のオルガニストをしていた若かりし頃の思い出の込められた曲とのこと。祈りの言葉を黙々とつぶやくパートと、のびやかなメロディーの対比は、まるで列を成して歩む巡礼者と祝福の天使の姿のようにも思えます。
演奏会等で歌いながら入場するような演出にも効果的でしょう。

この商品の詳細、ご購入はこちら

同じくイタリアのマノロ・ダ・ロルドによる無伴奏男声3部合唱作品。
穏やかな陽光のようなニ長調の歌い出しは、中盤でふわりと変ロ長調に転調。静かに賛美の言葉を歌いながら、より前向きなト長調のなかで"Sanguine"(血)を祝福するフォルテへ。最後はまた冒頭の場面に戻り、静かに帰結します。
見開き1ページ半のなかで、緩やかながらも劇的な音楽が歌われます。
最後の和音でバスがオクターブのdivisionをする以外は、基本的にカルテットでの演奏になりますので、アンサンブルグループでの演奏にも良いでしょう。

この商品の詳細、ご購入はこちら

合唱のための指導書はいろいろ出版されているものの、それを実際の現場で活用することはなかなか難しいものです。
今回出版されたこの「合唱のための実践練習書」は、「合唱の楽しみ方」や「上達するためのポイント」などを理論だけで学ぶのではなく、それを実践することで身に着けていくことを目指した練習書です。
「女声・男声合唱編」、「混声合唱編」とも、第1部で「歌う前に知っておきたいこと」をまず学び、第2部でそれぞれに実践曲として与えられた9曲をマスターしてどんな曲にも応用できる力を養います。
古橋富士雄、武田雅博という日本を代表する大ベテランの合唱指導者が、それぞれの曲の背景や、音楽の作りを細かく、またわかりやすく解説していきます。
読者は言ってみれば、紙上にて両氏の合唱指導を受講できるというわけです。
「合唱曲のレパートリーを増やしたい」「合唱を上達するためには何に注意したらいいのか」「歌がうまくなりたい」、そんな悩みを抱えるすべての方にお勧めです。

この商品の詳細、ご購入はこちら

この商品の詳細、ご購入はこちら

将来を嘱望される若手作曲家に委嘱した新曲を日本有数の著名合唱団が初演するというコンサート「ザ・プレミア」の第4弾として、今年1月に仙台で行われたコンサートの模様を収録したライブCDです。
仙台を拠点に活躍する合唱団による4つの新作のほか、アンコール曲としてあらたに作られた、なかにしあかね合唱編曲による「ラデツキー行進曲」も収録しています。

この商品の詳細、ご購入はこちら

同じくザ・プレミアVol.4の合同演奏曲として作られた、なかにしあかね編曲のイギリス愛唱歌4曲の合唱編曲作品を収録したアルバムです。
楽譜もそれぞれ出版されていますので合わせてお求めください。

この商品の詳細、ご購入はこちら