新刊案内

お待たせいたしました。「第76回(平成21年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲」が発売となりました。
今年のテーマは「ジャンプ！」
小学校の部は、「いつも何度でも」の作詩でおなじみの覚和歌子の詩に、クラシックからポピュラーまで幅広いジャンルで活躍する千住明が作曲を担当。「ここからいちばんとおいところ」「夢の太陽」の2曲の中から選択できるようになっています。

中学校の部は、「茜色の約束」「青春のとびら」などのヒットで知られる3人グループ「いきものがかり」が作詩・作曲を担当、昨年の「手紙」に続き新進気鋭の作曲家・鷹羽弘晃が編曲した「YELL」。

高等学校の部は、直木賞作家・石田衣良の詩に、今年の大河ドラマ「天地人」のテーマソングを作曲するなど活躍の大島ミチルが作曲した「あの空へ〜青のジャンプ〜」。

多数の皆様からのご注文をお待ち申し上げます。

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第76回(平成21年度)NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲

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第76回(平成21年度)NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲

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第76回(平成21年度)NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲

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第76回(平成21年度)NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲

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パヴェウ・ウカシェフスキは1968年生まれ、1994年のショパン音楽アカデミー・コンクール優勝を皮切りにポーランド内外で実績を重ねており、1996年からはワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲の指導を行うなど現代ポーランドを代表する作曲家の一人です。昨年彼の合唱作品集を録音したイギリス合唱界の名匠スティーヴン・レイトンをして、「崇高な精神性、神秘的な美しさ」と称えるウカシェフスキの魅力あふれる合唱作品は、必ずや日本の合唱ファンの心を虜にすることでしょう。

***ウカシェフスキ作品の収録CD
注＊Dwa motety wielkopostneとAve Mariaのみ
●[CD] 「パヴェウ・ウカシェフスキ合唱作品集」
パナムジカコード XLU041A　税込価格 2,630円

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スウェーデンのジャズピアニスト、ラーシュ・ヤンソンの曲をスウェーデンを代表する合唱指揮者の一人グンナー・エリクソンが混声合唱曲に編曲した作品です。歌詞にはラテン語の「Salve Regina」が用いられ、"母"の愛がこの作品の大きなテーマとなっています。
もともとがジャズの作品ということもあり、パーカッションやサックスなどの楽器を加えたり、即興演奏の要素を取り入れて演奏するとこの曲の良さがより際だつようになっています。リズムパターンや即興の例が、譜面に提示されていますのでぜひ挑戦してみてください。
エリック・ウェストベリ・ヴォーカル・アンサンブルのブラジル公演のために作られ、1995年3月にリオデジャネイロにて初演されました。

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代表作「Mass from Two Worlds」が昨年弊社ベストセラー「外国混声作品部門」第22位にランクインするなど日本で人気急上昇中、アルゼンチンの作曲家アリエル・キンタナによる混声合唱とピアノのための宗教小品。テキストは「イザヤ書58章：第6節〜9節」から取られています。

***この作品の収録CD
●[CD] 「アリエル・キンタナ作品集」
パナムジカコード　XQT001B　税込価格 3,150円

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旧約聖書の「ソロモンの雅歌」の一節「わたしをあなたの心に印章として刻みつけてください。」をテキストとしたラブソングで、オリジナルの混声版は、作曲者が知人の結婚式のために作曲したものです。伴奏に用いられたフレンチ・ホルンの響きが、ロマンティックな気持ちをよりいっそう盛り立ててくれます。
リチャード・ナンスは、アメリカ合唱指揮者協会(ACDA)の一員として指揮者として活躍する傍ら、自らが指導する合唱団のためにいくつもの曲を作・編曲してきました。この「Set me as a seal」は、それらの中でもっとも成功した作品としてよく知られています。

***この作品(女声版)の収録CD
●[CD]「聖なる場所〜女声宗教合唱曲集」
パナムジカコード　YKFE20A　税込価格　2,940円

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スウェーデンの伝承歌をもとにした宗教作品でタイトルは「天国にて」という意味。牛飼い歌唱とも呼ばれる「Kulning」というビブラートのない高い叫び声を発する4人のソリストと3声の小アンサンブル、そして2声の合唱という編成で歌われます。
有名なスウェーデンの児童合唱団「アドルフ・フレデリックス少女合唱団」の中国公演のために1998年に作曲された作品です。

***この作品の収録CD
[CD]I Himmelen 現代女声宗教合唱集
パナムジカコード　YKLY01A　税込価格　3,300円

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サンドラ・ミリケンは、オーストラリアのブリスベンを拠点に作曲家、合唱指揮者、そしてピアニストとして活躍する注目の女性作曲家です。2008年1月26日配信の第294号でご紹介差し上げた彼女の作品の数々は、良質の児童合唱作品として大変好評です。
今回ご紹介差し上げる3曲は、すべてラテン語をテキストとした宗教小品で児童合唱団から大人の女声合唱団まで幅広い層でお使いいただけることでしょう。

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京都の美しい風物を歌いあげた合唱組曲シリーズ「京都・春から春へ」「京都・春ふたたび」に続く、京都シリーズの第3集です。4曲からなる組曲で、第1曲「地蔵盆・夏の終わり」は楽しく、第2曲「一条戻り橋・渡るのはだれ」は少し怖く、第3曲「永観堂・みかえり阿弥陀」は悲しい中にも励ましがあり、第4曲「京の町・歳送り」は華やかに盛り上がり、それぞれがとても個性的です。また第1曲には京都の東西の通りを歌った「マルタケエビスニ」のわらべ歌が加わり、第4曲ではあまり歌われる事のない南北の通りを歌った「テラゴコフヤチョウ」のわらべ歌が加わって、京都検定テストにも役立ちそうです。全体を通して
約21分の組曲ですが、作曲者によると、これまでの京都シリーズの中の曲目と組み合せて歌う事もOKとのこと、梅(第2集の第3曲)と桜（第1集の第5曲）でセットにしたり、歳の暮（第3集の第4曲)から新年(第2集の第3集)へのペアを組んでみたり、合唱団の活動にあわせて幅広い応用ができそうです。メゾやアルトに主要なメロディーが廻ってくる機会が多いのも、この作曲家の大きな特色なので、合唱団全員が主役となれる作品と言えるでしょう。
穴師コーラス・ゆりの木コーラス(指揮 内藤千津子)によって委嘱され、2009年4月に初演を控えているというまさに新作です。

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合唱指揮者、作詞、オペラの訳詞などマルチな才能で注目されている声楽家・宮本益光の作詞による同声合唱組曲です。
「子どもたちと大声で歌い続けたい」と願って作られた作品です。児童合唱団のみならず一般の女声合唱団のレパートリーとして、そして子供と大人の合唱団の合同演奏にも如何でしょうか?
シンフォニーヒルズ少年少女合唱団(指揮 宮本益光)のために作曲され、2007年3月に同合唱団によって初演されました。

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CD付きの人気合唱曲集「若松正司編 スタジオジブリ名曲選」が『崖の上のポニョ』までの楽曲を収載し、リニューアルしたものです。杉並児童合唱団とクラウン少女合唱団による模範演奏CD付き。

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奈良の合唱団「クール・シェンヌ」の創立25周年・第10回演奏会を記念して委嘱され2008年6月に初演された無伴奏混声合唱のためのミサ曲です。
タイトルの通り、混声合唱とオーケストラのための「Missa pro Pace」(ミサ 第1番)[2009年3月29日初演予定]、女声合唱とオルガンのための「Missa Secunda」(ミサ 第2番)に続く、第3番目のミサ曲となります。
クレドを抜いた「ミサ・ブレヴィス」形式のこの作品は、冒頭のKyrieから「ゾルターン・コダーイに捧ぐ」と副題が付けられたAgnus Deiまで、そこここに日本の旋律を垣間見ることができ、直接的ではないものの作曲者がライフワークのひとつとしている一連の「日本固有の音組織を用いた楽曲」に通じるものを感じさせます。
「Ave Maria」(混声・女声・男声)、「Ave maris stella」「Missa secunda」(以上女声)に続いてフィンランドのSulasolからの出版となりました。ロバート・エドラー合唱音楽賞の受賞以来、その作品が日本のみならず世界中から注目される作曲者ですが、日本人によって書かれたこのミサ曲が、世界の合唱団に果たしてどのように受け入れられるかが今からとても楽しみですね。

***この作品の収録CD
●[CD]「クール・シェンヌ 第10回演奏会」　
パナムジカコード　JXCHENA　税込価格　2,500円

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第72回(平成17年度)NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲として発表された「風になりたい」に、「はくちょう」「海がある」「花」の3曲を加えて編まれた合唱組曲。混声版、女声版が待望の同時出版となりました。
当初高校の課題曲としては平易すぎるのでは？との声も聞かれた「風になりたい」ですが、実際に演奏してみるとその表現の難しさに悩んだ方も多いことと思います。今回追加された3曲も同様に劇的な表現を避け、和声の変化によって深い叙
情性が醸し出そうというもので、技術的には中学生から取り組める難易度ながら、より繊細な表現力が求められる作品と言えるでしょう。
「合唱の良さや醍醐味は大声や均質な声にはないと私は信じていますし、合唱が単なるレクリエーションではく芸術として成立するためには、言葉の奥に分け入ってより深い表現を追及することが不可欠だとも思っています。」(作曲者まえがきより)

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大正浪漫の香りゆたかな抒情歌を素材に、オリジナリティのある編曲を施した魅力溢れる女声合唱曲集です。
「日本人の唄心、感性に深く浸透し、息づいてきた抒情歌のエスプリを失うことなく、同時に和声と楽曲様式の音楽的純度を充実させることに意を注いだ」(編曲者)。
充実したピアノも相まって演奏しがいも聴き応えもある編曲集に仕上げられています。
全曲の委嘱・初演は、旭が丘女声合唱団(指揮 倉岡典子)によって2008年9月の行われました。

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大岡信の若々しくスケールの大きい3篇をテキストとした男声合唱組曲です。夜が明けていく情景をドラマティックに歌い上げる表題作をはじめ、3曲とも男声合唱ならではの骨太の作品となっています。
東京都立大学グリークラブ(現・首都大学東京グリークラブ)の50周年を記念して同クラブOB会によって委嘱され、東京都立大学グリークラブ・首都大学東京グリークラブ・東京都立大学グリークラブOB合唱団(指揮 金川明裕)によって2007年1月
に初演されました。なお初演タイトル「美術館へ」が今回の出版にあたって「朝の頌歌」に改題されました。

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「世界の国からこんにちは」で知られる詩人・島田陽子による大阪弁のテキストを、複雑な掛け合いや変化に富んだリズムで表現した「ことばあそびうた」です。星野富弘の世界を描いた大ヒット作「今日もひとつ」とはまた違った魅力にあふれた作品です。2001年9月に西宮少年合唱団により初演されました。

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谷川俊太郎の詩集「シャガールと木の葉」に収録されている組詩「星の組曲」をテキストとした女声合唱曲です。
星の持つ様々な表情を、神秘的な和声やメロディを用いて表現し、星の持つ色を描き出します。
クール オルタンシア(指揮 藤井宏樹)によって委嘱され、2008年6月に初演されました。

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どこでも誰とでも楽しめる日本人の遊び「しりとり」をそのまま合唱曲に仕立てたものです。「りんご」から始まって最後は「アインシュタイン」「ん？」まで、作曲者が得意とする「ことばあそびうた」の楽しさがいっぱいに詰まった作品です。相互に言葉のやり取りをする様子を表現する手段として、二群の合唱という構成がとられているのもユニークです。
日本現代音楽協会主催「現代の音楽展2009」の「唱楽III〜現代児童合唱の領域」のために作曲され、多治見少年少女合唱団(指揮 田中信昭)によって去る2月1日に初演されました。

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オリジナルの新作を中学生に贈る好評シリーズ最新刊。音楽授業の副教材として、あるいは校内合唱コンクールをはじめとする行事の選曲などに最適です。全曲収録の範唱CDと楽曲の解説と指導のポイントが付いています。

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「千原英喜作品全集」シリーズ待望の続編がリリースされました。
この5集では、人気作品「雨ニモマケズ」の初演版のほか、宮沢賢治の詩をテキストとした作品を特集しています。
今も新しい作品が生まれている人気作曲家だけに、全集完成がいつになるのかもわからないという壮大な計画ですが、今後の展開を皆様とともに楽しみにしたいと思います。

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2007年の邦人合唱曲シリーズ・現代音楽シリーズで大変好評を得た「宮沢賢治の世界」より、高田三郎、鈴木輝昭、木下牧子、林光による作品の演奏を収めたライブ録音CDです。
常田富士男による朗読や、故船阪義一による照明効果も相まって作り出された《宮沢賢治の世界》。同演奏会の空気感が今でも鮮明に記憶に蘇る、待望の一枚です！！
＊この商品はCD-Rです。

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中学・高校の定番行事＜校内合唱コンクール＞を成功させるために、すべての先生方に知っておいていただきたい合唱指導のポイントを、ステップごとに紹介します。音楽専科の先生とクラス担任の先生はどのようにクラス合唱指導に関わればよいか、豊富な指導経験を持つ合唱指揮者・武田雅博先生（監修）と現役教師・田中安茂先生が、それぞれの立場から、指導のポイント、練習の進め方、生徒への支援の仕方など実践をまじえて解説します。クラスが気持ちをひとつにして心に響く歌声をつくるために、効果的な指導の方法や生徒の主体性を引き出すポイントなども、実際の指導の様子を映しながら分かりやすく説明します。映像中で生徒が歌うのは卒業ソングとしてもニーズの高い「手紙」（混声三部合唱）、卒業式に向けた合唱指導にもご活用いただける内容です。

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古楽系の出版社・レコードレーベルとして知る人ぞ知るモナコのオワゾリール社からうれしいオファーが届きましたので早速お知らせいたします。

フランス・ルネサンス音楽を代表する作曲家の一人クレマン・ジャヌカンは、フランドル楽派のジョスカン・デ・プレに学んだとされ、宗教曲も残してはいるものの、何といってもその機知に富んだシャンソン(無伴奏の世俗合唱曲)の数々でよく知られた存在です。
今回ご紹介差し上げるこの「クレマン・ジャヌカン：シャンソン全集」は、「鳥の歌」や「マリニャーノの戦い」などフレンチ・シャンソンの代名詞とも言うべき、ジャヌカンの珠玉のシャンソン254曲を全6巻に収録したものです。

1983年に第2版が出版されたこの全集もいよいよ残りわずかとのこと、唯一無二のこの一品を手に入れることができるラスト・チャンス、しかも価格はこれまでの半額(注・出版社価格)とくればこれはゼッタイに見逃せません！

パナムジカでは、この「クレマン・ジャヌカン：シャンソン全集」を期間限定で下記の通り特別価格にてご提供いたします。
ご興味をお持ちの方は、後悔の無きようぜひお早めにお申し込みください。

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大阪在住の作曲家・山岸徹の代表作のひとつ「五つの風景」の女声合唱版が、混声版に続き出版されました。
まど・みちおの詩に描かれたなつかしい風景のイメージをもとに、技術的にあまり無理がなく歌いやすい作品としてまとめられていますので、混声版同様に今後多く合唱団に演奏されることでしょう。

なお、作曲者ご自身よりメッセージと曲目解説をいただきましたのであわせてご紹介差し上げます。

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「五つの風景」について　　山岸　徹

この作品は、姫路市民合唱団からの委嘱により、2002年から2003年にかけて混声合唱作品として作曲し、その後女声合唱ヴァージョンとして改作したものです。
まど・みちお氏の詩に描かれたなつかしい風景のイメージを5曲にまとめました。
作曲にあたっては、自然な感性でのびのびと歌える作品となることを意図しました。ピアノも重要な役割を担っています。
この作品が、今後も多くの合唱団の皆さんによって歌っていただけることを願っております。

第1曲「空」
どこまでも青く澄んだ空。それは、宇宙へと広がっていく。無限の世界を想像し、見上げている自分。そのようなイメージを明るく広がりのある音楽で表現した。

第2曲「うみは　うたいます」
「ざぶらん　らんらん」というリズミカルな波の音。波間には小魚や貝など、さまざまな生き物たちの営みがある。8分の6拍子で、そのような海の風景を描いた。

第3曲「雲」
海や山や町をこえ、すぎて行く雲。自由にのびのびとすすんで行く先に、明日がある。そんな希望に満ちた思いを歌う。

第4曲「コスモスが　さいた」
秋、コスモスが咲き乱れる。その風景を見ていると、子どものころのなつかしい思いがよみがえってくる。花の色彩のグラデーション。幻想的なイメージ。

第5曲「雪がふる」
厳しい冬。人々は、雪にさまざまな思いを重ねる。雪は、見えない天の彼方から落ち続ける。そして、はるかな昔から今もなお、天は、雪を降らせ続けるのだ。決して終ることのない心の風景…。

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江戸時代の禅僧・良寛とその弟子・貞心尼が互いの情を詠みあった、いわゆる相聞歌集とも言える「蓮の露」を中心に、詩歌十一首をテキストに選んで、全4曲の組曲とした作品です。手まりつきでよく知られる良寛ですが、神秘と耽美に充ちた良寛の別の面をも描き出そうと試みられています。
比較的取り組みやすい作品で、千原ワールドへの導入作品として人気を博した混声版同様にこの女声版も多くの合唱団に演奏されることでしょう。
女声合唱団クローバー・エコーの委嘱によって作曲されましたが、初演はまだ行われておらず、今年9月作曲者自身の指揮によって予定されているそうです。

***この作品(混声版)の収録CD
●[CD]千原英喜作品全集 第4巻
パナムジカコード　JVCH01D　税込価格　2,625円

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桑名小弓の詩をテキストとした単一楽章による混声合唱曲です。瑞々しい詩とダイナミックナな曲とが見事に美しく溶け込み、歌う人や聴く人に新鮮なエネルギーがそそぎ込まれるような輝かしい響きで曲が紡がれていきます。
合唱団の声の質や伸びを充分に引き出せる聴き映えのある作品でコンクールやコンサートに最適です。2006年、埼玉県立伊奈学園総合高等学校音楽部によって委嘱され、同年の全日本合唱コンクール全国大会において金賞を受賞し、その出版が待たれていました。

*** この作品の収録CD
●[CD]ハーモニーの祭典 '06 高等学校部門 Vol.5 Bグループ
パナムジカコード　JVH59SI　税込価格　3,000円

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浦和児童合唱団の創立50周年記念演奏会のために委嘱され、去る3月8日に初演されたばかりの最新作です。
自然と触れ合う機会の少ない今の子供たちに、日本の美しい自然や季節を感じてほしい、そしてその「季節の絵本」の中の主人公になってほしいという詩人と作曲者の願いが込められた作品です。
やがて大人になる子供たちはもちろん、以前子供だった大人の合唱団にもどうぞ。

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全曲が混声三部と女声三部、どちらでも使えるアレンジが特徴のシリーズ最新刊です。最新のヒット曲から誰もが知ってるヒット曲まで13曲のJ-POPを収録。
紅白で話題となった秋元順子「愛のままで…」は、注目の(?)初合唱編曲！

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小学校の学習発表会・音楽会・学芸会などに最適な音楽劇の作品集の新シリーズです。
この曲集には、国語教材としてもおなじみの民話に取材した音楽劇「スーホの白い馬」(低・中学年用の斉唱版、中・高学年用合唱版の2バージョンを収録）と環境教育にも最適な音楽劇「魔界とぼくらの愛戦争」(中・高学年用)の2作品を収録しています。歌・伴奏ともに取り組みやすく、短時間で充実した音楽劇を体験することができるでしょう。
クリエイティヴ・コアよりタイアップCD(台本朗読、歌と合唱、カラオケ、効果音を収録)も同時発売されていますので、ご希望の方はお申し付けください。

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同名楽譜集のタイアップCDです。
台本朗読・合唱・カラオケ・効果音を収録

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小学校の学習発表会・音楽会・学芸会などに最適な音楽劇の作品集の新シリーズです。
この曲集には、原作はいずれも新美南吉の童話で、小学校国語教材でおなじみの「手ぶくろを買いに」(低・中学年用)と動物たちの会話が楽しい「赤いろうそく」(中・高学年用)の2作品を収録しています。「手ぶくろを買いに」は、銀ぎつね親子の愛情と信頼のイメージが豊かに溢れ出す叙情豊かな作品。「赤いろうそく」は、体が自然に動きたくなるノリのよい歌と会話が楽しいオペレッタ風の作品です。
クリエイティヴ・コアよりタイアップCD(台本朗読、歌と合唱、カラオケ、効果音を収録)も同時発売されていますので、ご希望の方はお申し付けください。

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同名楽譜集のタイアップCDです。
台本朗読・合唱・カラオケ・効果音を収録

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子供たちに地球上のすべてのものの命を感じてほしいという願いがこめられた、谷川俊太郎の詩集「すき」の中から連続した6つの詩をテキストとした女声(児童)合唱組曲です。
5曲目までは私たちが住んでいる「地球」を、そして終曲の「ひとつのほし」では、その地球を照らし、すべての命のみなもとともいうべき「太陽」のことを歌っています。
大阪の池田ジュニア合唱団(指揮 しぶやかよこ)によって委嘱されたものですが、大人の女声合唱団が、子供たちへのメッセージソングとして演奏されるのもよいのではないでしょうか？

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昨年出版され好評を博した作品「白いシクラメン」と同じく征矢泰子の詩集からテキストをとった女声合唱組曲です。
表題作「ひとふさの葡萄」に見られるように、花や果実、自然に自らを投影した詩の魅力を、女性作曲家ならではの繊細な感性で表現した瑞々しい作品です。
山形西高等学校(指揮 吉田朋世)のために作曲され、2008年7月に初演されました。

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コルシカ島の伝承歌を合唱曲に編曲し好評を得た女声版に続く、混声版の登場です。
地中海に浮かぶコルシカ島は、現在はフランス領ながら、文化や言語の面でフランス本土とは異なった面を持っています。
その中でも島民同士が声を掛け合う習慣から生まれたポリフォニー音楽は有名で、「イ・ムヴリニ」などのヴォーカル・グループがよく知られています。
この曲集は、そのコルシカ島の伝承歌の中から、代表的な教会歌と民衆歌の2曲を混声合唱に編曲した作品です。「その民族性を極力薄めないように心がけて編曲された」という結果、エコーのようなズレや日本民謡の「こぶし」のようなモチーフが随所に現れます。
コルシカ語は、標準イタリア語に近く、一部を除いてはほとんどがアルファベットのとおり発音すればよいそうですので、演奏に際しての心配は無用のようです。
この混声版は、コーロ・カロス(指揮 栗山文昭)によって2007年委嘱・初演されました。

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作曲者自らが自作の中でベスト3に入ると語る作品、混声合唱組曲「光る刻」が、20年以上の時を経て男声合唱版に編曲されました。異なる詩人による4篇の名詩をテキストにしており、他の木下作品同様に長いフレーズの美しい日本語による演奏が求められています。
合唱曲における日本語の扱い方については、作曲者が「季刊・合唱表現第27号」(パナムジカコードSYTD02A)に執筆している特集記事が大いに参考となることでしょう。
名古屋を中心に活躍する男声合唱団「SINGERSなも」(指揮 片桐真)によって2008年に委嘱・初演されました。

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2008年8月9日に東京・杉並公会堂にて行われた「第47回甍演奏会」のライブ録音です。
毎年魅力溢れるプログラミングで楽しませてくれる「甍」ですが、今回は新旧男声合唱の邦人作品による構成となっています。「五つのラメント」の「オーボエの雲」は、第62回全日本合唱コンクール課題曲(M3)にもなっていますので参考音源となることでしょう。
＊この商品はCD-Rです。

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合唱ファン待望の「ベスト合唱100」。
東芝EMI時代に収録された歴史的名演奏に加えて今回「千の風になって」「大地讃頌」「きみ歌えよ」「鴎」「信じる」が新たに録音されました。

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Oxford Univesity Press発行の楽譜集「Songs of Africa」(パナムジカコードKG1052A)のタイアップCDです。曲集からの13曲(うち3曲は2ヴァージョン)を収録しています。
アフリカの合唱音楽を演奏してみたいと思ってもなかなか私たち日本人には難しいもの。リズム、発音など大いにこの音源が参考となることでしょう。

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信長貴富による混声合唱の近作を委嘱・初演団体の演奏で収録したCD。

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全日本合唱コンクールなどで輝かしい実績をほこる奈良の合唱団「クール・シェンヌ」の創立25周年を記念して、いずみホールで開催された第10回演奏会ライブ。
松下耕に委嘱した「ミサ第3番」の初演はじめ、メンデルゾーン、バッハなどのヨーロッパ伝統音楽に正面から取り組んだ演奏。

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