
混声合唱
千原 英喜
混声合唱のための楽興の詩「枕草子」/平家物語による混声合唱のためのエチュード「那須与一」
パナムジカコード: | GZCHHDL |
1,980円(税込) | |
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- 出版社 :全音楽譜出版社
- 声部編成:SATB div.
- 伴奏 :アカペラ
- 言語1 :日本語
- ページ数:56

「枕草子」は、「春はあけぼの・・・」で知られる日本を代表する古典文学「枕草子」をテキストとした無伴奏合唱作品です。
古典テキストのゆかしい味わいの中に、現代的センスを程良く散りばめ、洒落たメロディーラインと美しいハーモニーのバランスが絶妙です。清少納言の鋭い感性がとらえた束の間の時の輝きの美しさ、普遍性を、即興的な表現した「楽興の時」と呼ぶにふさわしい軽やかな作品です。(委嘱・初演 高松第一高等学校合唱部)
「那須与一」は、「平家物語」のクライマックスの一つ、那須与一が平家の差し出した船上の扇の的を見事に射落とした場面を、講談師が講釈台を張扇子で打ち鳴らしながら名調子で語る、そんなイメージで作曲された痛快な音楽です。コーダには、尋常小学唱歌「那須与一」が組み込まれ、明治の歌らしく古風なハーモニーのうちに締めくくられます。