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Sing Dobilio

[パート別最大声部数：S2/A2/T1/B2]

スヴィライニスはリトアニア音楽演劇アカデミーで合唱指揮と作曲
を修了。1994年「若いコアマスターのためのコンテスト」(リトア
ニア)で第3位を獲得、同年よりリトアニアの合唱団「ヴィリニュス
」のコアマスターの座につき、1996年からは世界的に知られた合唱
団「ヤウナ・ムジカ」に所属するなど、作曲家としてのみならず、
合唱団員として研鑽を積んできました。現在は the State Songand
Dance Ensemble“Lietuva”のArtistic Leaderを務め、作曲家で
もあり生粋の"合唱人"でもあるという経歴の持ち主です。
この「Sing Dobilio」は自然への愛を歌ったリトアニア民謡に、ス
ヴィライニスによる英語のテキスト「Sing dobilio with all my h
eart」が加えられた無伴奏混声合唱曲です。
豊かに鳴り響くファンファーレのような英語の場面と、一転して手
拍子とともにリズミカルで軽やか、心の弾むリトアニア語の場面。
どちらも印象的なメロディーで、終盤の両方が代わる代わる歌われ
るクライマックスは思わず胸が高鳴ります。
馴染みの薄いリトアニア語ですがテキスト自体は非常に短く、巻頭
には簡単な意訳と発音ガイド(英語)がありますので、あまり気負わ
ずに選曲候補に挙げてください。